【2021年版】おすすめ家庭用プロジェクター
コロナの影響で家で過ごす時間が長くなっている中、NETFLIX・Hulu・AmazonプライムサービスといったVODサービス(ビデオ・オン・デマンド)の普及は、更に一段と加速したように思います。
統計は調べておらず、周りの声を踏まえた直観として。昔なら「昨日のドラマ見た?」となるところが、「『ストレンジャー・シングス』の新シーズン始まったね!」になっていますよね。
正直、我が家ではテレビを全く付けなくなり、完全にVOD一色になりました。となって、導入したのがプロジェクター。正直、びっくりしました。ひと昔であれば、「すぐに熱くなる」「うるさい」「画質が良くない」と、とてもではないですが動画視聴に使えたものではなかったですが、これから巨大なテレビを買う人はいなくなってしまうのではないか?と思うぐらい。画質は良いし、100インチ以上当たり前に投影できるし、デザイン性にも優れています。
ということで、2021年に買うべき、おすすめのプロジェクターご紹介します。
2021年版 おすすめ家庭用プロジェクター
コンパクト型 #1: Anker Nebula Capsule II
基本スペック
- 表示種類: DLP (0.3インチHDP)
- 解像度: 1280 x 720 画素
- 明るさ: 200 ANSI lumens
- インプット: HDMI, 1x USB
- 寸法: 高さ 約150mm、直径 約80mm
おすすめポイント
500mlのコカ・コーラの缶よりも小さいサイズで、本格的なプロジェクターというよりは、バッテリーパックのようにも見えるが、その見た目に騙されてはいけない。
Capsule IIは、このサイズにしては非常に高性能で、720p(HD)の解像度と強力なオーディオ出力が魅力です。もちろん、他に掲載したプレミアムな4K HDRモデルには対抗できないとしても、2018年のAnker Nebula Mars IIよりも明らかに改善されたプロジェクターで、10万円以上プロジェクターに払うのは気が引けるという方にはオススメのエントリー機になるかと思います。
このサイズを考えると、ミニHDMIではなく、完全なサイズのHMDIポートもあることは嬉しい驚きです。USBポートとUSB-C充電ポートもあり、Roku ExpressやAmazon Fire TV Stickなどのストリーミングスティックに接続しながらプロジェクターに電源を供給することができます。
エントリーとしては、抜群にオススメ!
オシャレ #1: VAVA 4K UHD対応 超単焦点レーザープロジェクター
基本スペック
- 表示種類: DLP
- 光源: レーザー(ALPD3.0)
- 投影サイズ: 最大150インチ
- 解像度: 4K
- 明るさ: 2,500 ANSI lumens (6,000 Lumen)
- インプット: 3x HDMI, 1x SPDIF, 1x AUX In, 1x AUX Out, 1x USB
- 寸法: 533 x 368 x 107mm
おすすめポイント
- 抜群にオシャレなデザイン
- 超単焦点で狭いスペースでも可
- 150インチの投影サイズ
予算に余裕があるのであれば、VAVAが絶対にオススメです。
実勢価格で約30万円と少し値段は張りますが、まぁ巨大なテレビを買うと思えば全然検討の範囲に入るのではないでしょうか?VAVAは明るい4K画像、HDR10対応のコントラスト、超短焦点画像の組み合わせを、豪華で洗練されたデザインにまとめており、新しいホームプロジェクターとしては素晴らしい選択です。
何よりの魅力は超単焦点です。18cmの距離で100インチの映像を投影することが可能で、これであれば殆どどんな環境でも大画面を楽しむことができます。
万能型 #1: EPSON EH-TW8400
基本スペック
- 方式: 3LCD方式
- 解像度: 4K対応
- 明るさ: 2,600 lumens
- 寸法: 520 x 450 x 170mm
おすすめポイント
- 抜群の色の再現性
- 便利な電動ズーム
他に挙げているモデルのようなレーザー投影ではなくランプモデルになりますが、流石プロジェクターの老舗メーカーであるエプソンの商品。
印象的な色の再現性、HDRへの対応、2,600ルーメンの明るさなど、明るくインパクトのある映像を実現しており、万能型一番のオススメとしました。本機は正確には4Kプロジェクターではありませんが(4Kプロジェクターはこの価格では手に入らないです)、アップスケールされた映像でも、非常に自然な肌の色や印象的な影のディテールなど、細部までよく表現されています。黒がより深く、動きがより滑らかになったらいいな、と思わなくもないですが、この価格帯では十分なレベルです。
書評『起業の天才! 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男』
元日本経済新聞の記者である大西康之氏の新作。
同氏著書の『稲森和夫最後の闘い JAL再生に賭けた経営者人生』や『ファーストペンギン 楽天三木谷浩史の挑戦』等を読んだ人も多いのではないだろうか?
ちまたに溢れる軽薄なビジネス書とは異なり、入念な取材に裏付けられたビジネスノンフィクションで読み応えあり、一気に読み終わった。
ウォールストリートジャーナルの記者が書くようなノンフィクション、例えば『Bad Blood』だったり、まだ邦訳されいないようだが『Billion Dollar Whale』のような確りとしたと読み応えのあるビジネスノンフィクションは日本では中々お目にかかれないが、本書はまさにそんな本である。
リクルート事件は1988年。なぜ今、リクルートなのか?江副浩正なのか?本書では、GAFAMに代表される企業や、最近の西海岸系のビジネス書も参照しながら、江副浩正が如何にリクルートを築き上げたが描かれている。
日本はいつから、これほどまでに新しい企業を生まない国になってしまったのか。答えは「リクルート事件」の後からである。
日本社会が江副を抹殺したから、GAFAMを生み出すことができていない、という主張にはあまりに飛躍があるが、企業や新規事業創出といったことを考えるに際して、参考になることは多い。
部下に「圧倒的な当事者意識」を持たせること、「全員経営者」。参考にしたい。
本文中で人事担当者のバイブルとして言及される「心理学的経営 個をあるがままに生かす」という本は是非読みたいと思う。